番地で覚えましょう。
初級者から中級者の方でよくあることなんですが、
スケール練習などの時、途中の音列を少しだけポジションを変えてやってみるとき、
変えた音は3つだけだとしても、その前後の音も全く弾けなくなってしまうということがあります。
3つ変更しただけで、もうまるでなにも弾けなくなってしまうわけです。
なぜそういうことが起こるのかというと、弾いているところからの前後関係だけで次に押える場所を覚えてしまっているからなんですね。
絶対的な場所として覚えていないからなのです。
だから一つでも変更するともう訳が分からなくなるんですね。
なので、そうならないように、ポジションは必ず番地で覚える、ということが重要なのです。
でもそういわれてもなかなかすぐには出来ないのが人間というもの。
なので、あえて何種類かのポジションで弾くように練習するというのは効果的なのです。
そうすることによってだんだんと自然に覚えられるんですね、これが。
色んなパターンをやることによって、多角的に脳が理解することが出来て効率よく憶えられるのではないかと思います。
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