自宅スタジオからTV出演しました。
レッスンネタではないのですが、
先日、私の自宅スタジオで収録いたしました、テレビ神奈川さんの番組、
「種市弦の注文の多い音楽会TV」第45話
が、4月3日に放送されました。
その番組のアーカイブがYoutubeにアップされております。
トークは緊張してだいぶ固くなっております(笑)が、
よかったら是非見てくださいね!
ちなみにもう一話ありまして違う曲をやります、それは来週10日に放送されます。
テレビ神奈川 4月10日あさ9時21分ごろです。
植田博之ベース教室はこのスタジオでやっておりますので、よろしくお願いします。
「植田博之ベース教室」のサイトはこちらです。
http://home.k03.itscom.net/h-ueda/kyousitu.html
もう一つのブログ、
「ベーシスト植田博之のブログ」はこちらです。
http://chapajama.hatenablog.com/
音数多すぎ問題について。
久しぶりの、「お知らせ」じゃない更新です!
コードとスケールを一通り習得して、アドリブで楽曲のベースを少し弾けるようになってきた頃に多く見られる症状で、
やたら音数を多く弾きすぎる、というのがあります。
間違った音は弾いていないのだけれど、楽曲のフィーリングと合ってなかったり、なんとなくダサいベースになっちゃうということはありませんか。。
これはある程度弾けるアマチュアプレイヤーの方にも当てはまることではないでしょうか。
では何故こうなってしまうのか、原因を探ってみましょう。
その大きな原因の一つは、
とりあえずなにか弾いて音を埋めていないと、これでいいのかどうか不安だから。
なのですね。
だからコードトーンやスケールのことばかりに気を取られて、とりあえずその場のコードに合っている適当な音をむやみに弾いてしまうのです。
しかしながらその結果、あら不思議、意外と不協音にはなっていないのでなんとなく弾けてる気になってしまいます。
しかも音数はいっぱい弾いているんだからなんかちょっとイケてる気になってしまいます。
しかしこれが罠なんですね。
この場合ほぼ間違いなく、無駄に音数だけ多くて楽曲に合っていない浮いたベースになっています。
このような症状に自覚がある場合は良いですが、ない場合はちょっと厄介かもしれません。
そしてもう一つは、
ある程度自信をもって弾けている場合。
自信があるがゆえに自分の弾く音、フレーズばかりに気を取られてしまっていることです。
その結果、やはり周りを無視した浮いたベースになってしまいます。
ある程度弾ける人はこちらの方が主な原因かもしれません。
この様な症状に対しての処方箋は様々ありますが、今日は一つだけお教えしましょう。
それは、「とにかく周りの音をよく聞くこと。」
です。
インストより歌モノの場合は特にそうです。
歌メロやドラムを中心に「楽曲」をよく聞きながらプレイするように常に気をつけるわけです。
そうすると自分の音が客観的に聞こえてきます(少なくとも今までよりは多少なりとも)。。
そうするとむやみやたらと無駄な音が、だんだん自然と「弾けなく」なってきます。
これは良い兆候で、その結果、本当に必要な音が残ります。
そしてその残った音を整理して組み立て直すと、あら不思議、グッとセンスのいいプレイに近づいて行きます。
自分が弾かなくても周りのプレイヤーが弾いてくれていることに気づくわけです。
言わば、弾かない時を知る、とでも言いますか。
その結果、周りの音を邪魔しない、必要なところに必要な音を弾く、という理想のベースに近づくことができます。
「植田博之ベース教室」のサイトはこちらです。
http://home.k03.itscom.net/h-ueda/kyousitu.html
「ベーシスト植田博之のブログ」はこちらです。
http://chapajama.hatenablog.com/
メールのご紹介
先日、当教室に新しく入門された方からこんなメッセージを頂きましたのでご紹介させていただきますね。
ご本人の了承を得てご紹介させていただきました。
鵜沢さん、ありがとうございます。
「植田博之ベース教室」のサイトはこちらです。
http://home.k03.itscom.net/h-ueda/kyousitu.html
番地で覚えましょう。
初級者から中級者の方でよくあることなんですが、
スケール練習などの時、途中の音列を少しだけポジションを変えてやってみるとき、
変えた音は3つだけだとしても、その前後の音も全く弾けなくなってしまうということがあります。
3つ変更しただけで、もうまるでなにも弾けなくなってしまうわけです。
なぜそういうことが起こるのかというと、弾いているところからの前後関係だけで次に押える場所を覚えてしまっているからなんですね。
絶対的な場所として覚えていないからなのです。
だから一つでも変更するともう訳が分からなくなるんですね。
なので、そうならないように、ポジションは必ず番地で覚える、ということが重要なのです。
でもそういわれてもなかなかすぐには出来ないのが人間というもの。
なので、あえて何種類かのポジションで弾くように練習するというのは効果的なのです。
そうすることによってだんだんと自然に覚えられるんですね、これが。
色んなパターンをやることによって、多角的に脳が理解することが出来て効率よく憶えられるのではないかと思います。
「植田博之ベース教室」のサイトはこちらです。
http://home.k03.itscom.net/h-ueda/kyousitu.html
フレーズのカスタマイズ
今日のレッスンではフレーズのカスタマイズについての考察と実践でした。
今日のはあくまでフレーズのカスタマイズ、であって、アドリブとは違います。
オリジナルのフレーズをさらに自分好みにカスタマイズするというわけです。
でもこれはやみくもにいじってもいけません。
はっきりとした美的感覚というか、経験というか、そういう確固たる基盤があってのことですよ。
今日、私が提案したカスタマイズしたフレーズは、オリジナルよりも弾くのが難しいのですが、
私は自信をもってこっちの方がカッコいい!といえるものだったので一緒に練習していて楽しかったですね!(実は私も弾くのが難しい!)
もちろん生徒さんも喜んでくれていましたよ。
具体的にどんなフレーズだったかというと、オリジナルは全てピッキングしているところを敢えて、
プリング、ハンマリング、ゴーストノートの3種類を織りませた弾き方に変える、というもの。
これはかなり弾きこんで練習しないとうまく弾きこなせないです!
しかしちゃんと弾けるとニュアンスがすごくJACOっぽくなってグルーヴの深みも出ていい感じになるんですねこれが!
もちろんすぐには弾きこなせなかったN君ですが、これも徐々にいいニュアンスが出せるように日々精進です、がんばれ!
「植田博之ベース教室」のサイトはこちらです。
http://home.k03.itscom.net/h-ueda/kyousitu.html
左手のフォームのお話
今日は左手のフォームのお話です。
フォームがとても重要であることは想像がつくと思いますが、
いつも同じ形、一種類とは限りません。
今日の生徒さんは、
ポジション移動を伴った連続したフレーズで、ある個所がうまく弾けない、という症状でした。
どうしてそこがうまくいかないのか、私も一緒に考えて見たところ、
そこをきちんと弾くにはちょっとしたコツがある、ということがわかりました。
そのコツとは、左手の形にあったのです。
そのフレーズは、普段スケール練習などで行っている標準的な形のまま弾いたのではうまくいかないのです。
私はそこでフォームを少し、というより割と大胆に変化させて弾いてみることを指導しました。
生徒さんはそのフォームには慣れていないため、すぐには出来ませんでしたが、
徐々にでいいので、そのフォームでも弾けるように練習することを勧めておきました。
そのフォームを得とくできればきっとうまく弾けるようになることでしょう。
このようにフォームを変化させながら弾く、ということも大切なんですね。
「植田博之ベース教室」のサイトはこちらです。
http://home.k03.itscom.net/h-ueda/kyousitu.html